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2013/11/01

カエルが名物?! 中世の町並みが魅力のスペイン・サラマンカ

WILD10が開催されたサラマンカは、スペインの首都マドリッドから車で約2時間の距離に位置します。サラマンカの旧市街は、中世の面影を感じさせる石の道と暖かみのある色の石の建物が並び、とても美しく、ユネスコの世界遺産に登録されています。

サラマンカ旧市街


この街の名物はなんとカエル。街のお土産物屋さんにはずらっとカエルグッズが並んでいます。その由来は、市の中核ともいえるサラマンカ大学の壁面をみるとわかります。いや、実は一見ではわからないかも・・。じーっと目を凝らして探すと、カエルがいるんです!「誰の助けも借りずに見つけると願いが叶う」とも言われているので、あえてここではアップ写真をのせませんよー。

街にあふれるカエル土産たち。合格祈願に買って行く人も多いとか

大学前のカエルグッズ売りのおじさんが
カエルの場所を教えてくれちゃうかも(^ ^;)
このおじさんの売ってるグッズは他の
お土産屋さんにはないものばかり

サラマンカ大学の前壁。装飾に圧倒されます


市の中核とも言えるこのサラマンカ大学は、オックスフォードやパリなどとともにヨーロッパで最も古い4大学の一つ。サラマンカは学生の街なんです。

Plaza Mayor。いつも観光客で賑わっています。観光案内所もこの一角に


スペインの名物といえば、小皿料理タパス。いろいろな料理を少しずつ注文できて便利です。お手頃価格で美味しいスペイン・ワインをお供に楽しむことができます。ここには、お昼寝の習慣があり、ランチタイムの後、多くのお店は閉まってしまいます。そして夕方から営業再開。そして、夜中まで賑やかさが続きます。

名物イベリコ・ハムのタパス!絶品


経済危機に見舞われていたスペインは、WILD10で取り上げられた「ヨーロッパの原生自然回帰」を伝えるのに、実はなかなかのロケーション。困難な経済状況ために開発が行われなくなった結果、植生や野生動物が戻ってきているからです。今こそ、新たな道を見つけるチャンスのときといえます。


ところで、「原生自然」というと、なんだかピンとこない人が多いかも。「ありのままの自然」と訳すとわかりやすいかもしれません。

人の生活との調和の中で保たれる里山のような自然もありますが、手つかずだからこそ守れる自然もあり、そういう場所が残っているからこそ、まだ私たちの気づいていない多くの恵みが保たれ、多くの生き物や人の生活も支えられています。






2013/10/24

サラマンカ発。自然保護のメッセージを伝えるパワフルなアート

スペインで開かれたWILD10では、自然保護のメッセージを伝えるためのさまざまな手段やアイデアが紹介されました。



優れた写真や絵画は、自然の素晴らしさや神秘を力強く伝えてくれます。会場では、自然の写真や写真集を紹介するブースがたくさんありました。

いろいろな団体の展示ブース


とくに印象的だったのが、アメリカのCreative ConservationistのAsher Jayさんの「Art and Conservation Activism(芸術と自然保護運動」の発表と展示です。「Creative Conservationist」を、どう日本語に訳していいのかがわからないのですが、「自然保護クリエイター」と一応。前回投稿したサイの角の違法狩猟に反対するアートも彼女のものです。

Asherさんの作品。
原猿から類人猿へ。人類の次は、死神・・?


下の写真は、フカヒレ漁を風刺したものです。中国をはじめとして、富裕層が増加した東アジアの国で、パーティーなどへのフカヒレの需要が急増し、それをまかなうために、サメのヒレだけを狙う漁が行われているのです。サメ自体は死んだまま海に捨てられてしまうそうです。フカヒレ漁は、道義的に疑問であるだけでなく、絶滅の危機にある世界の多くのサメにとって大きな脅威なのです。

フカヒレだけを狙う漁への反対を訴えるアート


次の写真はメッセージボトルです。たくさんのボトルがつり下げられている展示の様子、すてきでした。

さまざまな海へのメッセージ
「フカヒレスープをやめよう」


いくつものメッセージが空中に


スペインと言えば、天才芸術家ガウディを思い浮かべる人も多いのでは。代表的なサグラダファミリアをはじめ、彼の建築には、自然のモチーフが多く使われています。というよりも、自然に学んでデザインをしているというほうが適切かもしれません。花の構造、カタツムリの渦巻き、葉脈、など、自然には美しく合理的なデザインがあふれているのです。

ガウディに関するセッションの様子
ガウディのデザインがどんなふうに
自然から学んでいるのかの説明



ほかにも面白い発表がいくつも。
WILD10のウェブサイトをぜひご覧ください。http://wild10.org/en/