World Wetlands Day)に定められています。ラムサール条約の日本正式名は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」で、条約が採択されたイランの町ラムサールのにちなんでいます。現在、168カ国・地域がラムサール条約を締結しています。また、日本には、46カ所の条約湿地があります。
エストニアの湿地 |
毎年、世界の各地で講演やウォークなどの記念のイベントが開かれています。ラムサール条約のウェブサイト(英語)には、いままでのイベントが掲載されています。
http://www.ramsar.org/cda/en/ramsar-activities-/main/ramsar/1-63-78_4000_0__
世界中にいろいろな動物を愛する人々がいますが、鳥が好きな人たちの数はとりわけ多く、各地に長い歴史を持つ保護団体や愛好家のグループがあるだけでなく、それらを結びつける国際的なネットワークが築かれています。例えば、日本の野鳥の会は、バードライフ・インターナショナルという国際的なネットワークのメンバーになっています。国境を越えて移動する鳥の保護には国際協力が欠かせず、色々な国の人々がネットワークを利用して具体的な保全につなげています。
このような鳥をベースにした保全保全のための情報交換や、各地域との文化的な交流などは、他の生き物を守ろうとする人たちの参考になっているようです。