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2014/01/23

バングラデシュの自然を訪ねてーその3<シュンドルボンの野鳥たち>

バングラデシュの世界最大のマングローブ林・シュンドルボン(Sunderban)。夜明け前に、手漕ぎボートで静かに支流に漕ぎ出しました。

朝靄の中、ボートを静かに進めます。

水辺には、鳥たちがやってきます。カワセミの仲間が岸辺の木に止まって、魚を狙っています。Common Kingfisherの羽の青色が鮮やかでした。写真に撮れなくて残念。ほかの鳥の写真も鮮明ではないですが、姿が判明できたものをアップします。

Black-Capped Kingfisher

Rudy Kingfisher

Blue Eared Kingfisher


サギの仲間も数種いました。アオサギ、チュウサギ、オオサギ、ゴイサギ、ササゴイなどなど。日本でも出会えるサギたちもたくさん。

ヨシゴイかな

ササゴイかな?

ほかにも色鮮やかな小鳥たちがたくさん。
でも写真を撮るのはほんとに難しい!

下の写真は、ニワトリの祖先(?)みたいな鳥。羽が鮮やかできれい。しっかり飛べるのです。

Red Jungle Fowl

海が近い場所では、シーイーグルも見れました。ゆうゆうと舞う様子がかっこい。


バードライフインターナショナルによると、シュンドルボン保護区(Sunderban Biosphere Reserve)では219種の鳥が確認されています。そのうち5種が、世界的に絶滅の危機にあります。「AVIBASE-Bird Checklists of the World」というサイトには、すべての鳥の名前がリストされていて、それぞれの鳥の写真や説明につながります。なんて素晴らしいデータベース!

ちなみにバードライフインターナショナルとは、自然保護に取り組む世界最大のパートナーシップ。その業績と現在の取り組みに感謝です。


そのほか、シュンドルボンで見られる鳥のリストがあるサイト。
http://www.kolkatabirds.com/sundertripreport.htm


シュンドルバンの地図:
The Sundarban: The beauty of nature and the challenges of climate change - Dr Ezaz Mamunより)