ベリー類がたくさん実っています |
ムーミンの国、フィンランドにいってきました。今回の旅の目的は、フィンランドのヒグマ(Brown bear)とウーブリン(Wolverine)に出会うこと。北欧の大自然への期待が高まります。
玄関口のヘルシンキ空港は、近代的でデザインもすてき。日本でもよく知られているマリメッコやムーミン、食器のアラビア、雑貨やファブリックを売るお店、おしゃれなカフェなどがセンスよく並んでいます。実は日本からは飛行時間も短いので、西欧への玄関としてもお勧めです。
ヘルシンキからカジャー二(Kajaani)へと国内線で飛び、車で一路、北極圏に近いクフモ(Kuhmo)を目指します。森と水の国ともいわれるだけあって、大小の湖がたくさん。道路沿いの木もきれいです。
フィンランドの楽しみサウナの後は、湖で泳ぎます |
コテージの周りには、たくさんのベリーが生えていました。最近は、手先の器用なタイ人の方たちが摘み取り作業に従事しているそうです。展望台から辺りを見回すと、ロシアの国境も見えます。
コテージのクマの飾り額 |
2回目の観察日。同じようになかなか現れません。「またか・・・」とあきらめかけたとき、やや暗くなった外に、黒い影が。ウーブリンが現れたのです。大きな倒木の影におかれたサーモンを素早く拾って、飛び跳ねるように去って行きました。ほんの一瞬の出来事ですが、ウーブリンを見ることができました。
ウーブリンは、テンの仲間で、クマより小型の肉食獣。マーキングのための強いにおいを持っています。フィンランドに120頭程度生息しているといわれています。カナダやアメリカ、ロシアなど世界で15000から3万頭が生息し、まだ未知なことの多いミステリアスな生き物です。
獲物に向かって歩くヒグマ |
日の出の前。3頭のクマが目の前に・・ |
コテージでは、フィンランド・サウナも楽しめます。さっぱりとしたサウナは、男女の区別ないみたいでした。汗をかいた後は、湖に入って体を冷やすのですが、オランダ人の一家のお母さんは、「裸のほうが気持ちいいわよー」と見本を示して湖に入り、誘ってくれたのですが・・。わたしはバスタオルを巻いたまま素足を水に入れてヒンヤリ感を楽しみました。